シナリオライターになる勉強方法

シナリオライターに必要なもの

シナリオライターに必要なものシナリオライターに必要とされるものとは、一体どういうものでしょうか。おおまかに挙げるとすれば、「発想力・観察力・文章力」でしょう。

まずは、最初に人を引き付けるだけのあらゆる設定(時代、場所、登場人物の人格設定など)を考えなければなりません。
そして、それを発想するための材料集めの力とでも言うべき観察力。観察力があれば、日常生活の中においてあらゆる物事、会話などから脚本の発想を得ることが出来ます。

また、シナリオライターとしての作品が世間に受け入れられる為には、「今、人はどういう作品が見たいのか、何を求めているのか」という「時代のニーズ」を常に把握していなければなりません。これはシナリオ(脚本)を発表する上での戦略的な位置づけであり、極端な話、これを疎かにしてはどんなに素晴らしい脚本であっても、世間に評価されるのは難しいのではと思います。

少し余談になりますが、シナリオを発表した時点ではあまり評価されなかった作品が、数年を経て高評価されるというケースもいくつか見受けられます。
シナリオライターとして成功する要因の一つとして、時代的な背景が自分の書くシナリオの得意分野(ジャンル)にマッチしているかも、少なからず関係してくるのかもしれませんね。。

最後に、それらの発想をまとめあげる為の文章力でしょう。売れっ子のシナリオライターは、撮影のスケジュールの中で、シナリオを書き上げていかなければなりません。シナリオを書くだけの文章力だけでなく、そのスピードも重要となってくるのです。

発想力・観察力を磨く

発想力・観察力を磨く

シナリオライターとして「発想力・観察力」は非常に重要なスキルです。しかし、発想力・観察力は磨こうと思っても、突然身に付くものではありませんし、持って生まれた素質と言える部分もあると思います。
それでも、努力することによって、今まで見えなかったもの、感じ取れなかったものに気づくことができるようになるはずですので、諦めずにコツコツ努力しましょう。

それには、まず日々、身の回りで起こる出来事・人の会話に興味を持ちましょう。そして、「この人はどういう状況・感情でそのような行動・発言を取ったのか」ということを自分なりに分析してみるのです。

人は、自分の思考パターンの中で行動・発言をします。他人の行動・発言の基となる思考パターンを分析することで、いろいろな人物の思考パターンを知ることができ、思考パターンに関するデーターベースが出来上がるのです。

日々そうやって自分の周りで起こる出来事に関心を持ち続けることで、自然と観察力が磨かれて、そして、それが発想力へとつながっていくでしょう。

発想力を身に付けるには、とにかく映画・舞台・小説などの作品を観ましょう。シナリオライターを目指している方であれば、すでにそうであるかとは思いますが、それらの作品を制作者側の視点で観るように心がけて下さい。

そして、観終わった後、「自分であればどうしたか」という風に考えてみるようにしましょう。

文章力を磨く

文章力についても、少しの努力ですぐ身に付くというものではありません。まずは、とにかく文章を考えるということが大切です。

電車の中などで、人を観察しながら、その人についてきちんとした文章で表わしてみるなど、実際に書かなくとも、頭の中で文章化するだけでも文章力は身に付いていきます。

そして、ゆっくりでもいいのでまずはシナリオを書くことです。いったん書き始めたシナリオについては、どういう展開になっても書き終えましょう。

たとえ、失敗作であっても、書きあげることで、どこからの展開が悪かったのか、どうすればうまくまとまったのかなどの改善点が見えてくるはずです。

こうしたことの繰り返しで、徐々に書くスピードもアップしてくるでしょう。

ページの上へ戻る